アスワンでは、アブシンベル神殿の描写があるようですね。アブシンベル神殿はアラビア語の教科書などではよく出る観光地ですね。
この地で、的のオインゴとボインゴの兄弟が初めて登場します。ボインゴの予知能力を紹介するために、作者をモチーフにしたと思われる漫画家が事故死する記述もあります。
アスワンについてもう少し詳しく
アスワンはエジプト南部の都市です。アスワン・ハイ・ダムという巨大ダムが近くにあります。このダムの巨大な貯水池であるナセル湖も有名な観光地です。
[ナセル湖]
市内にあるオールドカタラクトというホテルでは、アガサ・クリスティが「ナイルに死す」という小説を執筆しています。また、小説の舞台にもなっています。
観光地も多く、フィラエ神殿は世界遺産に登録されています。また、スーダンとの国境付近にある、アブ・シンベルという都市に行くときの中継地点のような役割も担っています。アブ・シンベルはアブ・シンベル神殿という神殿が有名ですね。
[アブ・シンベル神殿]
ちなみにアブ・シンベルを含むヌビア遺跡も、世界遺産に登録されています。
オインゴとクヌム神
![By Jeff Dahl (Own work) [GFDL (http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html) or CC BY-SA 4.0-3.0-2.5-2.0-1.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0-3.0-2.5-2.0-1.0)], via Wikimedia Commons Khnum](http://www.egypt-shirabetemita.com/wp-content/uploads/2015/09/128px-Khnum.svg_.png)
[クヌム神]
オインゴはクヌム神というスタンドを操ります。ちなみに、クヌム神というのは古代エジプトの神様の一人ですが、いわゆるエジプト9柱の神々ではありません。「創造神の一人」らしいです。
このスタンドの能力は、本人の体を自在に変化させるというものです。クヌムは粘土をこねて万物を作り上げたという伝説があります。そこからこの能力を取っているのでしょう。
またクヌムは、現在のアスワンであるエレファンティネの守護神ということです。それでこの地での登場となったようですね。
ちなみに、クヌムという神様は、フヌムと書かれることもあるようです。これはアラビア語の中のkhの音で始まるために、日本語で表記すると「フ」にも「ク」にも聞こえるからです。
ボインゴとトト神
![By Jeff Dahl (Own work) [GFDL (http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html) or CC BY-SA 4.0-3.0-2.5-2.0-1.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0-3.0-2.5-2.0-1.0)], via Wikimedia Commons Thoth](http://www.egypt-shirabetemita.com/wp-content/uploads/2015/09/128px-Thoth.svg_.png)
[トト神]
ボインゴのスタンドであるトト神は、本に漫画を描き未来を予知するという能力を持っています。
このトト神というのは、古代エジプトの神様です。しかし、これまたエジプト9柱の神々ではありません。
トトは結構広い範囲で長期間信仰されているらしく、様々な肩書きを持っています。その中に「書物の神」「知恵の神」「書記の守護者」「時の管理人」といったイメージがあるようです。
このあたりのイメージから、漫画本や予言の能力を持つという設定が出てきているようですね。
とりあえずツアーが楽かなあ
始めてエジプトに行くなら、とりあえずツアーが楽でしょうか。H.I.Sのツアーをチェックする限り、5日間で10万円ちょっとからという感じですかね。もちろん時期にもよるのでしょうけど。
あ、ちなみに、添乗員が同行するプランです。
興味がある人は、チェックだけでもいかがでしょうか。

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