このページではエジプトの基本情報を見ていきましょう。
まず、エジプトの正式な国名ですが、エジプト・アラブ共和国と言います。国旗はこれ(↓)。
エジプトの地理
エジプトの人口
人口は8,600万人で、世界15位です。ドイツよりもちょっと人口が多いようですね。日本の人口の3分の2程度というところでしょうか。
中東の国では、一番人口が多いようです。他にはイランとかトルコも人口が多い国です。それでも、エジプトよりはすこし少ないようですね。
イスラム教国では、インドネシアの次に多いようです。
ちなみに、アラビア語の母語人口が世界で1億5000万人程度という事です。ということは、アラビア語を母語とする人の2人に1人以上がエジプト人という事ですね。
エジプトの宗教
宗教的にはイスラム教徒が多いです。最近はムスリムと言う方が一般的なのかな。
国民の約9割がムスリムのようですね。ムスリムはほとんどがスンナ派なのだそうです。
イスラム教以外には、コプト教と呼ばれる東方教会系のキリスト教の一派もいるようです。これが9%です。その他のキリスト教徒も1%ほどいるようです。
シーア派とスンナ派について簡単な補足
一応確認しておきますと、イスラム教にはスンナ派とシーア派という大きな宗派があります。この2つは並べて報じられることが多いので、教徒の数も同じくらいだという錯覚を持ってしまいがちです。
でも、世界のイスラム教の中では、スンナ派が圧倒的な多数なんですよね。シーア派は世界的に見るとイスラム教徒の中の15%程度しかいないそうです。しかも、そのシーア派はイランなどの一部の国に固まっています。ですから、エジプトでスンナ派の教徒が多いのは自然な事と言えるでしょう。
エジプトの言語
言語はアラビア語で、アンミーヤという方言が話されています。もうちょっと正確に書くと、口語のアラビア語全般をアンミーヤといいます。その中で、エジプトでは、エジプト・アンミーヤという方言が話されています。
補足:エジプトで話されているアラビア語
大学で教えるようなアラビア語は、正則アラビア語(あるいはフスハーとも)と呼ばれます。このフスハーは、アラブの国では日常会話としては話されていません。なぜならフスハーと言うのは、基本的に書き言葉だからです。
つまり大学などでアラビア語を学んでも、エジプトに行って会話できないのです。まあ、エジプト人の多くはフスハーが分かるので、会話ができないはちょっと言いすぎですけどね。少なくても現地の言葉ではありません。
それではアラブの国々ではどんな言語が使われているのかというと、それぞれの地方のアンミーヤが話されています。
ちなみに、エジプトのアンミーヤは、エジプト以外でも理解できる人が多いようです。なぜかと言うと、エジプトはアラブの中では芸能大国らしく、エジプトのアンミーヤの歌やドラマが他国でも観賞されているからです。
このことにプライドを持っているエジプト人は、エジプト国外でもエジプトアンミーヤを使うこともあるようです。
とりあえずツアーが楽かなあ
始めてエジプトに行くなら、とりあえずツアーが楽でしょうか。H.I.Sのツアーをチェックする限り、5日間で10万円ちょっとからという感じですかね。もちろん時期にもよるのでしょうけど。
あ、ちなみに、添乗員が同行するプランです。
興味がある人は、チェックだけでもいかがでしょうか。

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