イスラム教徒の女性は、海やプールでは、頭から足までを覆う水着を着ることが多いようです。これを「ブルキニ」と呼ぶようです。
![By Giorgio Montersino from Milan, Italy (cool burkini) [CC BY-SA 2.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0)], via Wikimedia Commons](http://www.egypt-shirabetemita.com/wp-content/uploads/2016/08/256px-Burqini.jpg)
[ブルキニ]
そういえば日本でも、明治時代の女性は、露出を抑えた水着を着ていたようですね。それに近いイメージなのかもしれません。
ただ、イスラム教徒の女性の場合は、髪の毛の露出が特に問題です。明治時代の日本女性の場合は、髪の毛は隠していませんでした。この点は大きく違う点ですね。
禁止された理由は
2016年になって、フランスの一部自治体で、この「ブルキニ」を禁止する動きがあるようです。イスラム教徒の女性は極力肌を出してはいけないので、ウェットスーツのように頭から足まで布で覆ったような水着ですね。
さて、「ブルキニ」が禁止された理由は何でしょうか?時事通信の記事では、次のように説明されています。
フランスで、一部自治体の首長らがイスラム教徒の女性用の水着「ブルキニ」の海辺での着用を禁止したことをめぐり、反対派が甚大な差別だと批判するなど、国を二分するほどの論争が巻き起こっている。
頭と体を覆うイスラム教徒の女性が着用する水着ブルキニについて、マニュエル・バルス(Manuel Valls)首相は17日、「フランス共和国の価値観とは相いれない」と発言し、論争に参戦。バルス首相の発言で、フランスにおけるイスラム教徒の立場をめぐる問題は、海辺から政治の舞台へと持ち込まれることとなった。
バルス首相は地元紙ラ・プロバンス(La Provence)に、ブルキニは「挑発的」で治安を乱す恐れがあると語った。しかし、ブルキニの同国内での全面的な禁止については否定した。1
フランスと言えば、以前、公的な場所でのヒジャブなどの着用を禁止するというような報道がありましたね。ちなみに、ヒジャブ2 は次のような頭を覆うスカーフのようなものです。
公的な場所でこのような制限をするのは、まだ理解できなくはありません。でも、今回は、リゾート地などで着用を禁止されているようです。
さすがにこれは、かなり差別的な動きのように見えます。国内でも大論争になっているようですね。まあ、そりゃそうでしょう。
- フランスで相次ぐイスラム女性用の水着禁止に波紋
AFP=時事 2016年8月19日 [↩] - ムスリムの女性は家族以外に髪の毛を見せてはいけない| スカーフみたいな布はヒジャブって言うんですって [↩]
とりあえずツアーが楽かなあ
始めてエジプトに行くなら、とりあえずツアーが楽でしょうか。H.I.Sのツアーをチェックする限り、5日間で10万円ちょっとからという感じですかね。もちろん時期にもよるのでしょうけど。
あ、ちなみに、添乗員が同行するプランです。
興味がある人は、チェックだけでもいかがでしょうか。

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