別のページでもご紹介した通り、「ジョジョの奇妙な冒険」の第3部である「スターダストクルセイダース」では、エジプト国内を縦断する旅をしています。この旅程の中の観光地を、彼らが移動した順にご紹介したいと思います。
また、このシリーズではエジプト9栄神なるスタンドが出てきます。このエジプト9栄神はエジプトの古代神話の神々を参考に作られています。この部分に関しても、簡単にご紹介していきます。
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9栄神≠9柱神
ちなみに、エジプトの神話には、エジプト9柱の神々という9人の神様が出てきます。これはエジプト9栄神の元ネタだと思いますが、実際の神々を比べてみると一致していない部分の方が多いようです。
実際には、エジプトの神話の中から都合のいい9人を選んだという事のようです。古代のエジプトには、本当にたくさんの神様がいますからね。
あと、細かいことですが、日本語では神様の単位は「柱」なのだそうです。でも、書いていてピンと来ないので、神様を数える時も「人」と表記しています。読んでいる方も、その方がわかりやすいでしょう。
ジョジョ一行の移動ルート
彼らが移動した基本的なルートを確認してみましょう。
まず紅海のスーダン国境付近のから入国し、アスワンに向かっています。その後、ナイル川に沿ってコム・オンボ、ルクソール、ギザ、カイロと北上していきます。
エジプトと言うのは、ナイル川に沿った地域が発展しています。ですから、当然と言えば当然のルートと言えるでしょう。
砂漠
エジプト上陸後の最初のシーンは、スーダン国境付近の砂漠です。さすがにこのあたりは、ちょっと行くのが難しいですね。正確な場所も特定できそうにありませんし。
この地でンドゥールという盲目の男と戦います。また、イギーが登場するのもこの砂漠に入ってからです。
ンドゥールとゲブ神
![By kairoinfo4u [CC BY-SA 2.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0)], via Wikimedia Commons Relief of Horus and Geb from KV14 (Kairoinfo4u)](http://www.egypt-shirabetemita.com/wp-content/uploads/2015/09/Relief_of_Horus_and_Geb_from_KV14_Kairoinfo4u.jpg)
[ホルスとゲブのリリーフ]
ゲブ神は遠距離操作が得意な、音に反応する水のスタンドです。
元々のゲブ神はエジプト9柱の神々の中の一人です。ただ、水とか音といったものとは、特に関係が無いようです。
ちなみに、ゲブが笑ったら地震が起こるなどと考えられていたようですけどね。水とか音はどこから出てきたのでしょうか。
アスワンとクヌム神、トト神
コム・オンボ
アスワンの北約50kmにあるコム・オンボという小さな都市では、コム・オンボ神殿と思われる描写があります。そこで、自我を持った刀のスタンドとポルナレフが戦っています。
[コム・オンボ神殿]
このスタンドはエジプト9栄神の中では、アヌビス神のカードらしいです。アヌビス神というのは、古代エジプトの神様の一人ではあるようです。「冥界の神」らしいですね。ただし、エジプト9柱の神々ではありません。もともとのアヌビスは、犬とかジャッカルのような頭を持つ神様です。
[カイロ博物館のアヌビス像]
どうしてアヌビスから刀というイメージが出てきたのかは、ちょっと分かりません。「冥界の神」というところから、本体が新でもスタンドだけが生き続けるというイメージにつながっているのでしょうか。まあ、やっぱり、わかりません。
ちなみにウィキペディアによると、コム・オンボ神殿はプトレマイオス朝の時代に建設された、二重神殿なのだそうです。二重神殿は何が二重なのかよく分かりませんが。興味がある人は調べてみてください。どうも、入り口が2つあるということのようですが、正しい情報かどうかよくわかりません。
ルクソールとバテスト女神、セト神
ギザとオシリス神
カイロとホルス神、アトゥム神
とりあえずツアーが楽かなあ
始めてエジプトに行くなら、とりあえずツアーが楽でしょうか。H.I.Sのツアーをチェックする限り、5日間で10万円ちょっとからという感じですかね。もちろん時期にもよるのでしょうけど。
あ、ちなみに、添乗員が同行するプランです。
興味がある人は、チェックだけでもいかがでしょうか。

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