別のページでも書いたように、アラビア語にはフスハーとアンミーヤの2種類があります。フスハーといのは、大雑把に言うと文語のことです。また、アンミーヤというのは各地の口語、すなわち方言のことです。
ただ、フスハーとアンミーヤは、単純に口語と文語と言うふうに分けられない部分も多いようです。アラブ人も結構悩むことが多いようですね。
別のページでも書いたように、アラビア語にはフスハーとアンミーヤの2種類があります。フスハーといのは、大雑把に言うと文語のことです。また、アンミーヤというのは各地の口語、すなわち方言のことです。
ただ、フスハーとアンミーヤは、単純に口語と文語と言うふうに分けられない部分も多いようです。アラブ人も結構悩むことが多いようですね。
エジプト旅行に関する某ガイドブックを読むと、ベリーダンスについて「ラッカス・シャルキーと呼ばれ」云々と書かれていました。私自身も別のページで、アラビア語では「ラクス・シャルキー」という呼び方がされるということを書きました。
ただ、エジプト旅行のガイドブックとしては、「ラッカス・シャルキーと呼ばれ」という書き方はいま一つという感じがします。なぜかと言うと、少なくともエジプトでは、「ラッカス・シャルキー」とは発音されないからです。ちなみに、「ラクス・シャルキー」とも発音されません。
デジタル大辞泉の定義によると、アラブ人というのは次のような人たちなのだそうです。
最近はイスラム教徒という意味のムスリムという言葉もだいぶ定着したような気がします。それでも、ムスリムという言葉をまだ知らない人も多いでしょうけどね。
イスラム教には、バクシーシというものがあるそうです。日本語で言うと、喜捨の一種みたいですね。
喜捨というのは、自分から進んで寄付や施しをすることを言います。読んで字のごとくですと書こうと思いましたが、捨てるはちょっと寄付とはイメージとは違いますね。
フスハーとエジプトのアンミーヤの違いはどこにあるのでしょうか。
同じアラビア語ですから、当然ですが、共通点も多いはずなんですよね。でも、具体的にどこが同じでどこが違うのかは、なかなかわかりません。
例えば文法はどんなところが共通していて、どんなところが違うのでしょうか。あるいは、フスハーの単語はアンミーヤでそのまま使えるのでしょうか。
個人的に一つ不思議に思っていることがあります。何を疑問に思っているかと言うと、エジプト・アンミーヤというものを勉強すると、エジプト国内のどこに行っても言葉が通じるかと言う点です。
アンミーヤの場合、フスハーのように定まった正解の形があるわけではありません。エジプト人が話すアラビア語をエジプト・アンミーヤといっているに過ぎないのです。
NHKラジオ第2放送では、週1回土曜日にアラビア語講座が放送されています。最近はあまり新作も作られず、過去の講座をローテーションで流しているようですね。
このNHK のアラビア語講座のシリーズは、基本的にはフスハーの講座が中心です。しかし一つだけ、エジプト・アンミーヤを中心に、各国のアンミーヤを紹介しているシリーズがあります。
エジプトに行って、現地の人と話したいと思っている人は、アンミーヤを勉強した方が良いでしょう。フスハーでも通じなくは無いでしょうけどね。
でも、アンミーヤの勉強は、ちょっと厄介な点もありそうです。学習する上でどんな点が難しいのか、ちょっと考えてみましょう。
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