‘エジプトとアラビア語’ カテゴリーのアーカイブ

エジプトではアラビア語の口語と文語(フスハーとアンミーヤ)の使い分けがあいまいになってきている

2015年10月3日 土曜日

別のページでも書いたように、アラビア語にはフスハーとアンミーヤの2種類があります。フスハーといのは、大雑把に言うと文語のことです。また、アンミーヤというのは各地の口語、すなわち方言のことです。

ただ、フスハーとアンミーヤは、単純に口語と文語と言うふうに分けられない部分も多いようです。アラブ人も結構悩むことが多いようですね。

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エジプトの旅行ガイド本のカタカナ表記はあまり信頼できないようです

2015年9月29日 火曜日

エジプト旅行に関する某ガイドブックを読むと、ベリーダンスについて「ラッカス・シャルキーと呼ばれ」云々と書かれていました。私自身も別のページで、アラビア語では「ラクス・シャルキー」という呼び方がされるということを書きました。

ただ、エジプト旅行のガイドブックとしては、「ラッカス・シャルキーと呼ばれ」という書き方はいま一つという感じがします。なぜかと言うと、少なくともエジプトでは、「ラッカス・シャルキー」とは発音されないからです。ちなみに、「ラクス・シャルキー」とも発音されません。

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トルコやイランはアラブではない| アラビア語を話さない国はアラブではないのです

2015年9月28日 月曜日

デジタル大辞泉の定義によると、アラブ人というのは次のような人たちなのだそうです。

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「ムスリムの女性」って変じゃね?| まあ、仕方が無い部分はあるのですが

2015年9月26日 土曜日

最近はイスラム教徒という意味のムスリムという言葉もだいぶ定着したような気がします。それでも、ムスリムという言葉をまだ知らない人も多いでしょうけどね。

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イスラム教徒では無いのにアラビア語を話す人は意外と多いのか?

2015年9月25日 金曜日

アラビア語というと、ムスリムが話す言葉というイメージがありますよね。でも、アラビア語を話すのは、ムスリムだけではありません。

このページでは、そのあたりについて見てみましょう。

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バクシーシは自由意志による喜捨| それを外国人に求めるって色々おかしくね?

2015年9月25日 金曜日

イスラム教には、バクシーシというものがあるそうです。日本語で言うと、喜捨の一種みたいですね。

喜捨というのは、自分から進んで寄付や施しをすることを言います。読んで字のごとくですと書こうと思いましたが、捨てるはちょっと寄付とはイメージとは違いますね。

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フスハーとエジプト・アンミーヤは具体的に何が違う?

2015年9月24日 木曜日

フスハーとエジプトのアンミーヤの違いはどこにあるのでしょうか。

同じアラビア語ですから、当然ですが、共通点も多いはずなんですよね。でも、具体的にどこが同じでどこが違うのかは、なかなかわかりません。

例えば文法はどんなところが共通していて、どんなところが違うのでしょうか。あるいは、フスハーの単語はアンミーヤでそのまま使えるのでしょうか。

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エジプト・アンミーヤは本当にエジプトで通じるのか?| ちょっと疑問に感じます

2015年9月24日 木曜日

個人的に一つ不思議に思っていることがあります。何を疑問に思っているかと言うと、エジプト・アンミーヤというものを勉強すると、エジプト国内のどこに行っても言葉が通じるかと言う点です。

アンミーヤの場合、フスハーのように定まった正解の形があるわけではありません。エジプト人が話すアラビア語をエジプト・アンミーヤといっているに過ぎないのです。

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NHK のラジオ講座でエジプト・アンミーヤを学ぶ

2015年9月24日 木曜日

NHKラジオ第2放送では、週1回土曜日にアラビア語講座が放送されています。最近はあまり新作も作られず、過去の講座をローテーションで流しているようですね。

このNHK のアラビア語講座のシリーズは、基本的にはフスハーの講座が中心です。しかし一つだけ、エジプト・アンミーヤを中心に、各国のアンミーヤを紹介しているシリーズがあります。

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日本に居てエジプト・アンミーヤを学ぶことは可能なのか?

2015年9月23日 水曜日

エジプトに行って、現地の人と話したいと思っている人は、アンミーヤを勉強した方が良いでしょう。フスハーでも通じなくは無いでしょうけどね。

でも、アンミーヤの勉強は、ちょっと厄介な点もありそうです。学習する上でどんな点が難しいのか、ちょっと考えてみましょう。

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